説教塾のみなさまへ

12日(月)に行われた東京例会の報告です。

参加者は23人でした。
戸村甚榮先生、ご報告ありがとうございました。
私からはひとつだけ報告します。今回の学びのトピックは「テキストの構造の発見」でした。今回のテキストは構造発見の修練にはとてもふさわしいものでした。
テキストの構造を見い出すことが、テキストの立体化であることがよくわかりました。また、テキストの構造を見い出すことができれば、それがすなわち即説教の構造になるのです。テキストからはみ出すことなく、連想に走らず、安易に他のテキストを引用することなく、テキストに集中することができるのです。私にとってとても大切な学びになりました。
加藤常昭先生は、じっと聖書を見つめながら、言葉と手ぶりでテキストから構造を見出す過程を教えてくださいました。
昼の休憩のとき、1月2月3月例会の報告者が顔をつき合わせて話しているところに平野先生が加わり、声を合せて唸りました。「第一の黙想の何と難しいことか!」

4月は年度初めで何かと忙しいかもしれませんが、どうぞ、教師の情熱に応えるためにもお出でくださって、共同研鑽の醍醐味を味わいましょう。

4月の東京例会の案内です。
貴重な学びになることに間違いはありません。第一の黙想をしてご参加ください。

日時:4月16日(月)
会場:キリスト品川教会 地下ホール
主題:説教作成報告――第一の黙想から説教まで
担当:楠原博行
テキスト:エレミヤ書 第31章15−20節
会費:500円

それと、5月7−10日に行われる東京セミナーの案内を近日中に投稿します。すでにタイと沖縄からの参加申込みが来ております。こちらも奮ってご参加ください。

世話人 後藤弘