説教塾の皆様

4月東京説教塾例会の午後の部を報告させていただきます。
平野克己先生のご指導により、Ministry誌掲載のアメリカにおける実際の説教を学びました。アリステア・ベッグによる「わたしの助けは主から来る」、パークサイド・チャーチ(オハイオ州)の夕礼拝での説教です。エバンジェリカルに属する先生で、聖書に沿って語るタイプの説教でした。次々に聖書の言葉を引用しながら、詩篇第121篇を説いていきます。特に後半は、説教者が会衆を代表して聖書に問いかけていき、最終的に、「『わが助けは主のもとから来る』と口にするとき、その焦点は主イエスにおける救いの出来事にあることがわかるでしょう。」と主イエスにおける救いを目指して語られていきます。詩編第121篇の御言葉をめぐって、聴き手の言葉(問い)を取り入れながら、聖書に聴いていく説教の形が印象的でした。

次回以降も様々なアメリカの説教に触れますので、午前の部と共にぜひご出席ください。

東京説教塾 松木 進