2021/12/27: 東京説教塾 1月からのこと
説教塾のみなさま
忍耐の1年でした。
ウイルスによって礼拝が影響を受け始めてから、わずか1年半ですが、この間、心身に衰えを味わっている教会員が多くいます。
わたしたちが、福音の光を生きる力として運ぶことができるように、心から祈っています。
1月からの東京説教塾のご案内です。
ハイブリッド方式で行いますから、どの地域からでも参加することができます。
ぜひ、ご一緒に学んでいきましょう。
1月から7月まで、次の方々の説教をひたすら読もうという計画を立てました。
1月 植村正久(1858-1925)
2月 中田重治(1870-1939)
3月 山室軍平(1872-1940)
4月 高倉徳太郎(1885-1934)
5月 渡辺善太(1885-1978)
6月 植村環(1890-1982)
7月 鈴木正久(1912-1969)
テキストは、日本基督教団出版局刊行、シリーズ「日本の説教」第1集です。
https://bp-uccj.jp/search/s16434.html
音楽大学では、音楽史を学びます。
美術大学では、美術史を学びます。
しかし、神学校で説教者を育てるとき、説教史を教えることはほとんどありません。
これはとても不思議なことだと思います。
各神学校では、それだけ十分な時間が、「説教学」に与えられていないということなのでしょう。また「説教史」についての研究書がほとんどないということかもしれません。(私の知る限り、日本語で読める文献は、ダーガン『世界説教史』だけです。)
過去の説教を学びながら、自分の説教がどこに位置づけられるのか、ということに自覚的であることはとても大切なことです。
2022年の上半期、ぜひみなで集中して、日本の説教を学び続けていきましょう。
毎月ひとりの説教者を取り上げます。
そこでみなさまにお願いしたいことは、ぜひ毎月1冊、説教集を読み上げてほしい、ということです。
説教は、独創的な仕事ではありません。画家たち、音楽家たちが、他の人々の作品に多くを学びながら歩んだように、私たちもまた、〈名説教者〉たちの説教を模倣をしながら説教の言葉、そして聖書の読み方を学んでいきます。
1月には植村正久の説教を取り上げます。
『日本の説教2 植村正久』には、全部で21編の説教が収録されています。
1日1編、ぜひお読みください。
その際、声に出して朗読することをお薦めします。
もしも毎日、朝に夕に1時間の時間をとり、1編の説教を味わい続けるなら、わたしたちの説教は変わっていくでしょう。
この新しい学びが、そのようなことの端緒になっていくといいなあ、と夢を見ています。
それでは、1月24日(日)、お目にかかりましょう!
平野克己
忍耐の1年でした。
ウイルスによって礼拝が影響を受け始めてから、わずか1年半ですが、この間、心身に衰えを味わっている教会員が多くいます。
わたしたちが、福音の光を生きる力として運ぶことができるように、心から祈っています。
1月からの東京説教塾のご案内です。
ハイブリッド方式で行いますから、どの地域からでも参加することができます。
ぜひ、ご一緒に学んでいきましょう。
1月から7月まで、次の方々の説教をひたすら読もうという計画を立てました。
1月 植村正久(1858-1925)
2月 中田重治(1870-1939)
3月 山室軍平(1872-1940)
4月 高倉徳太郎(1885-1934)
5月 渡辺善太(1885-1978)
6月 植村環(1890-1982)
7月 鈴木正久(1912-1969)
テキストは、日本基督教団出版局刊行、シリーズ「日本の説教」第1集です。
https://bp-uccj.jp/search/s16434.html
音楽大学では、音楽史を学びます。
美術大学では、美術史を学びます。
しかし、神学校で説教者を育てるとき、説教史を教えることはほとんどありません。
これはとても不思議なことだと思います。
各神学校では、それだけ十分な時間が、「説教学」に与えられていないということなのでしょう。また「説教史」についての研究書がほとんどないということかもしれません。(私の知る限り、日本語で読める文献は、ダーガン『世界説教史』だけです。)
過去の説教を学びながら、自分の説教がどこに位置づけられるのか、ということに自覚的であることはとても大切なことです。
2022年の上半期、ぜひみなで集中して、日本の説教を学び続けていきましょう。
毎月ひとりの説教者を取り上げます。
そこでみなさまにお願いしたいことは、ぜひ毎月1冊、説教集を読み上げてほしい、ということです。
説教は、独創的な仕事ではありません。画家たち、音楽家たちが、他の人々の作品に多くを学びながら歩んだように、私たちもまた、〈名説教者〉たちの説教を模倣をしながら説教の言葉、そして聖書の読み方を学んでいきます。
1月には植村正久の説教を取り上げます。
『日本の説教2 植村正久』には、全部で21編の説教が収録されています。
1日1編、ぜひお読みください。
その際、声に出して朗読することをお薦めします。
もしも毎日、朝に夕に1時間の時間をとり、1編の説教を味わい続けるなら、わたしたちの説教は変わっていくでしょう。
この新しい学びが、そのようなことの端緒になっていくといいなあ、と夢を見ています。
それでは、1月24日(日)、お目にかかりましょう!
平野克己