説教塾の皆様へ

 復活節に入り、ますます宣教のみ業にお励みのことでしょう。主の豊かな祝福と導きが御教会と皆様方の上にありますようにお祈りします。例会が持たれましたのでご報告します。

  ☆今年2回目の西中国説教塾が4月2日(火)、教団・広島教会を会場に無事開催されました。今回は、同志社国際中学・高等学校チャプレンの山本真司先生をお迎えして「キリスト教学校のチャペルメッセージから学ぶ」と題して熱くご指導下さいました。遠方よりの尊いご奉仕を心から感謝致します。残念ながら当日の出席者は、先生を含めて7名でした。

各自自己紹介の後、ルツ記1章7〜16節をテキストに大学で語られた説教を御自分の口で語って下さり、それを受けて説教批評をメンバーで行いました。本当に親しみ易く内容的にもテーマが統一され、さすがはミッションスクールの教師ならではの好印象でした。ただ学校では必ず時間内に終わらさなければならず今回の説教は本来12分の長さのものともことです。ともするとある程度聖書を知っている聴衆のいる教会サイドとして聞いてしまいますが、学校では全く聖書を知らない・又は関心のない学生に向けて語らなければならず、どうすれば聖書への関心を引きつけるか、短い時間で福音を語らねばならず多くの苦心とご苦労とを深く思わせられました。

 最後に先生ご自身より、「聖書そのものをストレートに伝えることの大切さ」を強調されていました。わたしたち教会側も、そうした学生や生徒を迎える方法や姿勢もよく学んでいく必要を覚えさせられます。相互に良き刺激を受ける機会となりました。

 ☆次回予告は、5月28日(火)午後1時半〜5時、教団広島教会にて開催されます。発題は、山下教師の担当です。

 ☆次々回は、7月23日(火)午後1時半〜5時、教団広島教会にて、発題は、呉平安教会   の派遣神学生が担当して下さいます。乞うご期待下さい。

 今回の企画をコーディネートして下さった中山仰先生と会場の準備をして下さった武田先生に感謝いたします。


 主にありて。                                    

お世話人 改革派平和の君教会 山下朋彦